夫婦2人で日本からイギリスへ引越す際、大きな家具はすべて処分し、細々したもののみ段ボール箱で送ることにしました。調べ尽くした中で一番安価な方法は郵便局の船便、少し急ぐ場合にはSAL便が便利です。イギリス到着後の数週間を快適に過ごす為、使用頻度を考えてどのアイテムを船便、SAL便、スーツケースに入れるべきか、プランニングが欠かせません。
船便用最大サイズのダンボール箱を購入
海外引越しに関してインターネットで色々と調べた結果、イギリスに送ることのできる最大サイズのダンボールを購入することにしました。
スーパーマーケットなどで無料で手にはいるダンボール箱を使用しなかった理由は2つ。1つはダンボール箱に商品名などが書かれている場合、税関を通過する際にトラブルになる可能性があるということ。2つ目は、使い古されていない、最大サイズのものを手に入れたかったからです。
もともと、アマゾンプライム会員でしたので、早速アマゾンで検索。商品が多くて迷いましたが、サイズ、枚数、値段と考慮して、こちらを購入しました。↓↓↓
ダンボール箱を購入する前に、郵便局のサイトからサイズと重量の制限を確認しておきます。イギリスはAタイプなので、サイズは長さ+(高さ+幅)×2=3メートル以内、重量は30kgまでが適用されます。それに合わせて180サイズのダンボールを購入しました。
![]() |
価格:6,237円 |
スーツケース、SAL便、船便と3パターンに仕分ける
実は初め、船便のオプションしか考えておらず、適当に荷物を詰め出していたのですが、具体的にいろいろな状況を想像していくと、やっぱりこれはすぐに使うかも、あれはまだいいか。。と混乱してきました。。
そこで、まずはスーツケースから詰めた方が良い!という結論に至りました。
ギリギリまで使用するものもあるので、それらはひとまず置いておいて、すぐに着るだろう服やパジャマ、お土産、化粧品、ドライヤーなどを詰めてしまいます。
できるだけ早く使いたいけど、重たくてスーツケースに入りきらないものをSAL便用のダンボール箱へ。イギリスの寒さに対応して、コート、ブーツなど冬服の一部とできるだけ早く渡したいお土産もここへ。
残り、2〜3ヶ月かかってもよく、でも絶対に持っていきたいものは船便用ダンボール箱へ。お気に入りの食器やバッグ、夏服など入れました。気をつけるポイントをまとめます↓↓
- ダンボール箱に入れる際、万が一の浸水を避けるため透明のビニール袋に入れておく。
- インボイスにはかなり細かく記入する必要があるので、何がどの箱に入っているかメモにひとつひとつ書きながら進める。
- 1箱あたり、限りなく30kgに近くになるよう詰める。
- ダンボール箱が大きすぎて計れないので、箱本体とビニール袋ごとに体重計で重さを計って記録しながら作業を進める。
- 実際にインボイスに書いていくのは最後にする。
送状・インボイス記入と集荷依頼
前もって送状とインボイスを郵便局で入手しておき、荷造りが終わったら、送状とインボイスを記入していきます。
念のため、フタは閉めずに開けておきます。ちなみにインボイスはこちらからも入手可能。自分でプリントアウトして使います。
送付状は、住所を記入し、ギフトにチェックを入れます。
それぞれのアイテムについて値段を書く必要があり、私物で中古品なので自分で適当に値段をつけます。服は物によって10円〜100円など。
送付状にはがんばっても4アイテム位しか記入できないので、インボイスを参照と英語で書いて、すべてのアイテムをインボイスに書いていきます。
インボイスにも住所や送付方法を記載する箇所があるのですが、私は空いているところにUnaccompanied Luggage(別送品)と追記しました。
また、ワードで、↑this way up↑、Fragile、Unaccompanied Luggageと表記したものを1ページにまとめてプリントアウトし、箱の2面に貼り付けました。別送品とは、引越しなどの際、自分の移動に合わせて自分で自分宛に送る小包のことを言います。
別送品だと税金が免除になるらしいのですが、本当かどうか、実際に船便で送った荷物が届くのが楽しみです!
最終的に7箱送ることになったので、インボイスの記入にかなり時間がかかりました。。集荷予約をする前に済ませておくことをオススメします。
電話で集荷予約します。
私は2日前に電話し、時間帯も指定することができました。
16時から18時の間だったと思います。電話にて荷物がかなり重く、7つあることを伝えていましたが、当日、郵便局員さん1人で来られ、箱の大きさと重さをみてちょっとびっくりされた様子です。。
ちょっと自信がないので、国際郵便に詳しい者を連れて18時頃また来るとのこと。
ちょっと予定が狂いましたが、その間郵便局のはかりをお借りすることができました!
正確な重量がわからないでいたので、よかった!18時までの間にすべての箱の正確な重量がわかり、インボイスに書き直しと箱にもマジックで書いておきました。18時半頃に今度は2人で来られ、ひとつひとつインボイスの確認です。
ここで中身について結構質問があったり、曖昧な表現を書き換えたりと、お支払いを終えるまでになんと1時間かかりました!!
中身の記載について最近かなり厳しくなっているそうです。ちなみに、6箱を船便、1箱をSAL便で送りましたが、合計額は10万円ちょっとくらいでした。海外引越し代にしてはリーズナブルだと思うしかないですね!
SAL便で送ったダンボール箱が1週間以内にイギリスに届いた
さて、上記のようにSAL便で送ったダンボール箱1つですが、なんと!私達がイギリスに到着したその日に届いていました!9/26の夜に集荷に来てもらい、10/2のお昼にはイギリスの自宅に到着。早いです!
ちょうど、旦那の両親が、私と旦那を空港まで迎えに出ている間に配達があったようで入れ違いになってしまいました。
家に到着してから、最寄りの郵便局まで引き取りに行ったのですが、新規で購入したダンボール箱といえども、やはり多少はボコボコに。。中身は問題なく!イギリス到着してすぐにブーツやコートが使えてよかった!船便に比べると高いですが、厳選したものだけ送るには良い方法でオススメです☆