去年の夏休みに行ったフィレンツェ旅行のふりかえり旅行記です。前回に引き続き、今回は無事に到着したフランクフルト空港での悪夢の猛ダッシュ乗り継ぎと、いざフィレンツェ目指して2セクター目。初めて利用したエア・ドロミティ航空のビジネスクラスレビューです☆コロナ前の世界中への移動が可能だった頃が懐かしすぎます〜〜。早くその世界が戻ってきてほしいと切に願います。
乗り継ぎ時間1時間弱は空港サポートなし!?
さて、前回の記事でも紹介したように、ハッピーフライトでフランクフルト空港に到着したOsakakko夫妻。
バーミンガム→フランクフルトのビジネスクラス搭乗記はこちら↓↓
バーミンガム発の飛行機が40分ほどディレイしたものの、まだ乗り継ぎ便の出発予定時刻までギリギリ1時間は残っていたし(ギリギリ1時間切ってるくらいだったかもです!)、フランクフルト到着時には、乗り継ぎ時間が短い乗客のためのサポートがもちろんあるだろうと期待していた私たち。
そんな期待を抱きつつ、やっと着陸した私たちの乗った飛行機はゲートではなく、
だだっ広いフランクフルト空港のど真ん中に止まりました。まさかの沖どめにより、ターミナルまではバス移動であることが判明。
ただでさえ乗り継ぎ時間ギリギリなのにこれはタイムロスや〜!
ビジネスクラスの特権で一番乗りに降機したのも意味なく、全ての乗客がバスに乗り込むまで待つハメに。。しかも、乗り継ぎ時間1時間弱は許容範囲と見なされたのか、
期待していた乗り継ぎサポートらしきものは皆無!!!
まあ、同じような状況の乗客がいすぎて、もっとギリギリの乗り継ぎ便のみ案内していた模様です。。
乗り継ぎ時間1時間くらいのみなさま気をつけて〜!!
とにかく、立ち止まってサポートを求めるより、自力で猛ダッシュする方が早いだろうという結論に至り、走り出したのですが、、、
その勢いをいきなり止めてくれたのが、EUへの入国審査でした。。
シェンゲン協定に要注意!乗り継ぎ空港で入国審査
えっっ??!ここで入国審査!!??
そう。EUにはシェンゲン協定というものがあり、その協定国ひとつめの国に入国するときに入国審査があります。その先へは国内感覚で移動が可能というものなのです。
イギリスはEU加盟国ですが、シェンゲン協定には入っていません。
なので、イギリスからEU(シェンゲン協定国)に出入りする際には、乗り継ぎに要注意なのです〜。日本からヨーロッパの空港乗り継ぎの際も、目的地によっては要注意ですね。
イギリスへ来られる方は、イギリスで入国手続きなので心配ないですよ〜。(2019年9月の時点ではまだ正式なEU離脱も交渉中でしたね。)
しかも!!EUパスポート保持者の列は比較的短いのですが、Non-EUの列がめちゃめちゃ長いやないか〜〜撃沈。。夫はイギリス人なのでサクッと通れても、私は日本のパスポートなのでこの長蛇の列に並ぶ必要があり。。別行動することによって、はぐれてひとりだけ乗り遅れの事態もめんどくさすぎる!ということで、夫もNon-EUの列に並んでくれました。。
もうこの時点で、二人とも、もう無理やろ。。という諦めの空気感。。
ただ、ここで乗り遅れたとして、次の便に空きがあるかもわからないし、ましてや楽しみにしてたビジネスクラスからのダウングレードという可能性も。。。
乗り継ぎ便自体も遅延という可能性もあるし、とにかくここを通過したら、なりふり構わず走ることに決めました。。
入国審査を約30分くらいで通過し、その通過した瞬間にダッシュ!!!!!
この時点でなんとか残り時間20分くらい?
これまたびっくりしたのが、、、ゲートが、、、めちゃめちゃ遠い。。
ゲート番号のアルファベット的には、さほど遠くないイメージ(A→Bとか)だったと思うのですが。なぜか、一旦階段で連絡地下通路へ降りて、ものすごい長さの通路を走り、また上まで上がる。。という謎の構造。(エレベーターは壊れていました)
足がもつれてうまく動かない〜!っていうくらい走りました〜〜。
なんとかゲートに到着した時には、ラストコール!!でギリギリセーフでした!!よかった〜〜〜。。。もう、汗だくやわ、息切れはすごいわで、アリエへんーー!!と話をしていたら、前に並んでいたアメリカ人カップルも、同じ状況だったようで、猛ダッシュしたとか。。
フランクフルト乗り継ぎは、、、思いの外広い空港で、階段移動も多く、サポートも期待できないので、十分に時間を取った方が良いです!!!
特に、足の悪い方は前もって車椅子サービスなどを調整しておくことを強くオススメします。
まさかの素晴らしきサービス!エア・ドロミティ
密かに、↑↑大見出しの色をエア・ドロミティのコーポレートカラーに合わせて見ました!
エメラルド・グリーンが白い機体に映えてカワイイです♡
エア・ドロミティ航空。正直、聞いたことなかったです!
ルフトハンザの公式サイトで予約をしたのですが、フランクフルト→フィレンツェの便のみ共同運行便で、運行はエア・ドロミティになっていました。
どんな航空会社か調べてみると、、、
ルフトハンザの地域子会社の一つで、イタリアのヴェローナに本拠を置く会社。名称は、ドロミテ地方として知られるイタリア北部アルプス山脈の高原山岳地域に由来していて、多くのルフトハンザの地域子会社がルフトハンザの名称と機体塗装で運行している中、エア・ドロミティは独自性を維持している。そうです!!→ウィキペディアから情報を得ました。
ルフトハンザ航空は、世界的にも安全性に定評がある航空会社なので、今まで聞いたことのなかった子会社のエア・ドロミティも、気持ち安心して利用できますね〜 独自性を維持してるっていうのも、また違ったサービスが受けられそうで楽しみです☆
ということで、汗ドロドロで搭乗したエア・ドロミティ航空こちらでございます〜
フランクフルトから、目的地フィレンツェまでは約1時間半の空の旅です。
機内もコーポレートカラーのエメラルド・グリーンで統一されていて、ロゴもカワイイ。通路1つで左右に2座席づつ配列。これまたビジネスクラスとエコノミークラスの席は同じなので、隣の席がブロックされています。夫婦2人で4席使うことになるので、気持ちかなりゆったり!
汗だくで到着した私たちを待っていたのは、ペッドボトルのお水とアメニティー!
短距離路線なのにアメニティーがあるって素晴らしい☆アメニティーとは別にお手拭きも配ってくれたので、汗拭きまくりました。。ありがたや〜
↓↓アメティーキットの中身です。豪華!夫も同じものをもらっていたので仕様は男女一緒のようです〜 モイスチャライザーとリップはイスラエルのブランドAHAVAでした。
足元のスペース。前の座席と座席の間に仕切りがないのでのびのび使えます。
離陸しました〜 天気良くて気持ち良い♪
お待ちかねの軽食です☆イタリア風フムスとパン、デザートのムースでした。このフムスがバジル味で美味しかった!オリーブオイルのミニボトルも素敵。
食後のエスプレッソ!カップとナプキンもカワイイ。
↓アルプスを越えたあたりで湖が見えてきました!コモ湖です!
(地形と見比べて見ましたが、コモ湖北端部でした〜)
もちろんワインも頂いたのですが、写真取り忘れ。。イタリアワイン美味しかった〜
クルーがイタリア人のマンマ!って感じのフレンドリーで優しい方だったのが印象的で、
写真撮ってくれたり、夫には食後のグラッパまでサービスしてくれたりしました♡
こんなに短い飛行時間の間に、美味しいおつまみとお酒、景色と一緒にイタリアの空気も堪能!できて、期待以上のエア・ドロミティ航空のビジネスクラスでした!!
コロナが落ち着いた暁には、絶対にまたエア・ドロミティでイタリアに行きたいと思います☆